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読売オンラインより
全力で『平清盛』を擁護する

  → 読売オンライン 4/27

 NHKの大河ドラマ「平清盛」の評判がよろしくないそうだ。1月の放送開始直後に、兵庫県知事が「画面が汚い」と異例の物言いをつけたのに始まり、視聴率は歴代大河ドラマで最低レベルとされ、朝日新聞が夕刊で取り上げるほどの嫌われぶりだ。

 私は、これに納得がいかないのである。とても面白いと思うし、私の周囲では、むしろ「今年の大河は面白い」という声が少なからずあるのだ。

 確かに、予告編を見た時点では兵庫県知事と同様、画面がきれいじゃないという印象が強く、「ま、初回くらい話の種に見ておくか」というくらいの気持ちだったのだが、すっかり引き込まれ、以来、日曜夜は外出を控え、どうしても出かける時には必ず録画をセットしている。

 どこにそんなに惹きつけられるかというと、やることなすこと型破りで周囲から批判されながらも、必死に自分の思う道を生きようとする、清盛の真っすぐな姿にである。「まつりごと」と言えば聞こえはいいが、民のことなど考えず、結局は自分が多くの利権を得たいだけの朝廷のオッサン達の権力闘争に嫌悪感をもつ清盛。武士がそんな貴族の犬扱いされている時代にあって、「なんとかこの面白くない世を変えたい」と、がむしゃらに突き進んでいく。

 父・忠盛と正室の子ではなく白河法皇が白拍子に産ませた子であるという設定から、ドラマの中の清盛は、身内である平氏の中でも孤立し、突飛な行動をとっては回りから集中砲火を浴びる。それでも決してあきらめず、信じた道を進む。前々回の放送では、「自分が平氏一族がまとまらない嵐の元。そんな自分に大事業はできない」と、くじけそうになる一面も見せたが、友人である西行に「つとめを一心に果たせば、いつかきっと美しいものが見える」とさとされ、ぼろぼろになりながらも、再び立ち上がった。

 毎回、そんな清盛に泣かされている。そして、日曜夜に「明日からも頑張ろう」という前向きの気持ちをもらっている。酒を飲みながら見ているから涙もろくなっているだけかと思って、昼に見てみたが、それでもやはり号泣してしまった。多かれ少なかれ、閉塞感漂う現代社会に生きている人には共感する部分があると私は思う。それに、大河ドラマの主人公たちの多くが、「多くの領地を得ることで優位に立つ」とか「派閥を作って多数派を形成する」とか、もともとその社会にあるルールの中で勝ち上がろうとするパターンだったのに対して、清盛には、ルールそのものに疑義を提示し、打ち破ってやろうとするスケールの大きさがある。これこそが大河ドラマではないか、と思うわけである。

 「史実と違う」という意見もあるかもしれないが、ドキュメンタリーや歴史検証番組ではなく、芝居なのだから、色々な切り口があっていい。むしろ、史実をなぞるだけよりも、色々な解釈がある方が面白い。これまでの「驕る平家」のイメージや坊主頭の悪役とはひと味違う清盛像を提示したことだけでも、評価されてしかるべきではないか。

 今週からは清盛がいよいよ平家の棟梁となり、物語は山場に突入するそうだ。そろそろ画面も華やかになるだろうし、ぜひ、もっと多くの人に見てもらって、評価されるようになってほしい。特撮出身者がたくさん出ているわけでもないドラマを、私がムキになって勧めるのは妙かもしれないが、とにかく不当に低い評価が残念でたまらないのである。低視聴率が批判の理由というなら、もっともっと低い数字のドラマはあるわけだし。
(2012年4月27日 読売新聞)
プロフィール
鈴木美潮 すずき・みしお
読売新聞東京本社文化部記者
 1989年入社。横浜支局を経て政治部。官邸、社会党、外務省などを担当後、Yomiuri Weekly編集部に。2002年から政治部で保守新党、自民党などを担当。美空ひばりと特撮ヒーローの熱狂的なマニア。


・・・・・ ・・・・・


この記事は共感できるのでUPしました。

もともと私自身、作品やものごとを 数字や数値のみで評価することが好きでないのでね。
今年の大河も、視聴率だけでなく、ほんとにつまらない事実とは思えないようなネタで叩くの多くて、
こういったメディアの世界の方たちの資質にハテナ・・だったんですよ。
  そのへんの週刊誌ならともかく、新聞記事までねぇ・・  (-Ⅱ-;)

まあ、朝日だから間違ってないとはもともと思ってないし(朝日も変な記事あるよね)、
読売が好きとかそういうことではありません。
どこの誰サマが言っていようが、公平な視点で判断しないとね。

記事を読む側のわたしたちも、
バッシングやゴシップを好んでいる自分になっていないか、自分の嗜好傾向にも気付いたほうがいいかもしれませんね。
(そういう人ばかりでないことを祈る。。)
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(非公開コメント受付中)

こんばんは
厄介な数字ですね“視聴率"
実際に興味く“視聴"している人間からは最も遠い数字ですね、XX%しか観てないと聞いて
「じゃ、オレも観んのヤメよ」
とは、なりませんよねフツー

金澤翔子嬢の題字は強風に向かって立つ人に見えます
彼女は清盛というキャラクターとこのドラマの本質を最初から見抜いているんじゃないかと感じました


Re:
東彦さん、こんばんは~!
花巻のほうは現在桜が見ごろなんでしょうか~?
ここ数日、東北地方の桜の映像をテレビで目にしますが、ひときわ美しいですね~。
桜自身の「生きている喜び」みたいなものを感じるのです。

>金澤翔子嬢の題字は強風に向かって立つ人に見えます
>彼女は清盛というキャラクターとこのドラマの本質を最初から見抜いているんじゃないかと感じました

おお!
東彦さんの感想も素晴らしい!
そうですか!
て、もういちどNHK大河のHP行ってみてきました!
 久しぶりにじっくり見せて頂きました。

うん、ほお~、なるほど。。そういうかんじですね!
金澤翔子さんの作品はほんとうに「力」がありますね!
検索してほかの作品も(あくまでネット上でですが)みせてもらいました。 
  ・・力強い!  
  おもしろう生きる! そんな清盛の台詞とも重なるような作品も。
彼女の作品を生で見てみたいそんなきもちになりました(^^)/

東彦さん、ありがとうございました~!
良い連休をお過ごしください~
(お仕事でしたら、お仕事頑張ってください~)e-235e-235e-235
プロフィール

かぼちゃん

Author:かぼちゃん
ふたりの男子の母です
松山ケンイチさん大好きだぁw

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