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心に残る名碗十選
日経新聞・文化面の≪心に残る名碗十選≫
昨日は9回目 「丹波茶碗 銘 雪間草」・・・

不昧公廟_convert_20090609132249島根県松江市にある月照寺(アジサイ寺として有名)境内にある「不昧公廟」。廟門は島根県の有形文化財。


 「丹波茶碗 銘 雪間草」
        遠州茶道宗家 紅心 小堀宋慶

「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」
 これは、鎌倉初期の歌人、藤原家隆の作である。桜を待ち焦がれる人に、雪の間から芽生えた草の息吹を感じてもらいたい、という思いがこもっている。千利休は、「六百番歌合せ」で家隆が詠じたこの歌を、わび茶の心としたという。その意をくんで、松平不昧公がこの銘をつけられた。箱の蓋裏に不昧公の手による色紙が貼られている。
 小堀遠州は、各地の国焼を奨励した人である。高取、上野、薩摩など遠州好みの窯が知られている。信楽、伊賀、そしてこの丹波などの窯でも指導を行った。日本の六古窯の一つに数えられる丹波は、歴史の古い窯だが、ことに流祖(遠州)とは縁が深い。素朴で力強い作風が茶人に見立てられ、多くの優品が残っている.
 ところが不思議なことに、茶碗がほとんど焼かれていない。これのほかにあと一点知っているが、それはごつい感じするものである。
 むしろ丹波といえば、「生野(いくの)」という茶入れの名品が名高い。この茶碗は、遠州好みで作らせたものだとおもう。力強いヘラどりがひとつの見どころだが、遠州は「ヘラどり」の技法を大変好んだようだ。

             CIMG1319_convert_20090608105608.jpg
                       「丹波茶碗 銘 雪間草」
                (桃山時代、高さ7.9cm、口径12.5cm、個人蔵)
・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・  ・・・   ・・・

  ※松平不昧(松平治郷)(松平雲州) …出雲松江藩の第7代藩主。江戸時代の代表的
       茶人の一人。茶の湯に造詣が深かった不昧公の影響で、
       現在も松江市では茶道が日常生活にとけ込んでいるそうです。
       不昧公が好んだという山川、若草などの和菓子は松江の銘菓として有名
       だそうです。(食べたいw)
  ※小堀遠州(小堀 政一) …江戸時代前期の近江小室藩藩主。茶人、建築家、作庭家
       としても有名。遠州の茶の湯は現在、遠州流・小堀遠州流として続いている。
       遠州は和歌や藤原定家の書を学び、王朝文化の美意識を茶の湯に取り入れた。
  ※ヘラどり …高台(茶碗の底のでっぱり部分)を形作る際に ヘラでえぐる技法。

(私は こんな凄い茶碗を触ったことはありませんが・・)

不昧公が「雪間草」と銘打った丹波焼の逸品。
不昧公の手元に納められた時節を反映し 名付けられたのでしょうか。。
やわらかに温められたこのお茶碗に点てられた薄茶 を頂かれたときの
(抹茶の)うつくしい緑色(雪間草!)と香り、味わい、そしてお茶碗の手触り、唇の触感は
不昧公の頬をゆるませたに違いありませんネ。。

それにしても、なんて粋な 《銘》 なんでしょうか・・!
もうほんとーに。 だから
茶道の世界って、 素敵だな~~!!!
              って、おもってしまうんですよね~。。

もう一度、藤原家隆の歌 …
       「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」

このお茶碗を前にして、お客様と この歌を詠みながら
             不昧公は、楽しいひとときを 過ごされたのでしょうネ。。♪
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ふたりの男子の母です
松山ケンイチさん大好きだぁw

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